脂漏性皮膚炎とは(その1)
脂漏性皮膚炎とは
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)は、皮脂分泌の多い部位(頭皮、眉・鼻のまわり、耳、前胸部など)に赤みやフケ、かゆみを生じる慢性的な湿疹です。皮膚の常在真菌であるマラセチア菌が関与すると考えられており、皮脂を栄養源として増殖することで炎症が起こります。
主な特徴と症状
黄色〜白色のフケを伴う紅斑が特徴で、頭皮では「フケが多い」「かゆい」と感じることが多く、顔では眉や小鼻の周囲が赤くなることがあります。症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しやすい傾向があります。
原因と悪化要因
原因は一つではなく、皮脂分泌の多さ、マラセチア菌への反応性、体調やストレス、睡眠不足、季節(特に秋冬)などが複合的に関与します。「不潔だから起こる病気」ではありません。
治療と日常のケア
治療は抗真菌薬外用を基本とし、炎症が強い場合はステロイド外用薬を併用します。自己判断で中断せず、症状に応じた継続治療が重要です。洗浄しすぎを避け、低刺激の洗髪・洗顔を心がけましょう。
さらに詳しい情報をお知りになりたい方は、「脂漏性皮膚炎とは(その2)」もご覧ください
文責 新関寛徳(院長)
最終履歴 2026年2月23日